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だからもう5月なんですが、円堂さんが「後悔は後回し(ry」って言ってたからっ。
ホントもう何が嘘だかわからないほど遅刻ですみません…。
まだ染←吹ぐらいの感じで、吹雪がちょっと落ち着き無い感じ。
ヒロトがいい感じに通りかかって世話を焼いたりしてます。
* * * * *
「染岡くん、僕のこと……好き?」
「ばっ! 好きとかそんなの、答えられねぇって何度も言ってるだろうが!」
「じゃあ、嫌い?」
「っ! あのなぁ、吹雪っ……」
「……あれ、またやってる」
ちょうど通りかかったヒロトが、第三者の存在などまるで気にせずに繰り広げられている染岡と吹雪のやりとりを面白そうに眺める。
「ねぇ、染岡くんてば。僕のこと嫌いなの?」
「ああ! 大っ嫌いだよ! お前のことなんかな!」
勢いのままそう怒鳴った染岡に、吹雪はなぜかとても嬉しそうな笑顔を浮かべた。
「ふふっ。染岡くんは素直じゃないから、今はこのぐらいで我慢するね」
言ってくるりと背を向けた吹雪と、はぁはぁと肩で息をしている染岡を見比べながら、ヒロトはそっと染岡に声をかけた。
「いいのかい、染岡くん? あんなこと言ってしまって」
「んだよ。お前には関係ないだろ」
「そうだけど……でも、今日って4月1日だけど……」
人差し指を立てたヒロトが告げた言葉に、不機嫌な顔で余所を向いていた染岡の浅黒い頬が、じわりと朱に染まった。
好きな人に、自分が思うとおりの『嘘』をついてもらうことに成功して、上機嫌でその場を後にした吹雪は、背後で突然響いた大声に驚いて足を止めた。
「こぉら! テメェ、ヒロトっっ!」
「吹雪くーん!」
振り返ると、食ってかかる染岡を軽くあしらいながら、ヒロトが手を振っているのが見えた。
「染岡くんねー、今日がなんの日か最初から知ってたってー!」
「えっ? それって……」
目を見張った吹雪に「よかったね!」と笑ったヒロトが、ぱっとその場を逃げ出した。
後には、呆然とする吹雪と、真っ赤な顔の染岡の二人が残されたのだった。
* * * * *
本当は余計なキューピットするのは吹雪が合うんだけど、
染吹の恋路に吹雪がくちばしをつっこむわけに行かなかったので、
ヒロト先生にお出ましいただいた次第で……ごにょごにょ。
私の脳内ではデフォルトで染吹がくっついてるんですが
そういえば、無料配布のアイスデート本とかでは書いてましたが、
染吹をブログに上げるのは初でしたね!
(お礼SS・円風2種+α)
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