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アニメ85話より。イナズマジェット的な円風・その2。
内容は繋がってないけど 「そこが定位置」の直後の話。
とても短いです。
付き合ってる円風がいちゃいちゃしています。
内容は繋がってないけど 「そこが定位置」の直後の話。
とても短いです。
付き合ってる円風がいちゃいちゃしています。
* * * * *
程なく、イナズマジェットが滑るように走り始めた。キイン…とエンジンが唸り声を上げる。
離陸の準備が始まった。さあ、いよいよ世界に羽ばたく瞬間だ。
緊張に息を飲んだ風丸は、座席左右の肘掛けをぎゅっと握り締めた。
……その右手に、普段からは考えられないほど冷たい掌が重なる。
「円堂…!?」
「ははっ…風丸、なんかオレ、今すっごい緊縮してるみたい」
轟くエンジン音にかき消されないよう、風丸の耳元に唇を寄せて言った円堂は、喜びと緊張が混ざり合ったような複雑で曖昧な笑顔を浮かべていた。
「珍しいな。けど…さすがのお前だって緊張ぐらいするだろ。なんたって世界なんだから」
サッカーはいつだって楽しい…そんな円堂だって、一人のサッカープレイヤーなのだ。世界と戦いに行けることがどれほど嬉しかったとしても、選ばれなかった者たちや勝ち抜いてきた相手の想いを次々と背負いながら強豪たちとぶつかることを、プレッシャーに感じないはずがない。
そうかな、と首を傾げた円堂に、そうだろ、と笑って、風丸はその冷たい手を肘掛けの下に隠すように引き込んだ。
風丸の手だって、緊張で円堂に負けないぐらい冷たくなっていたけれど、それでも風丸は円堂の手を包み込むように握りしめる。
「円堂、絶対なろうな。世界一!」
いつも円堂がくれる暖かさを意識しながらそう笑ってみせると、円堂は一瞬だけ眼を見張り、すぐに大きく息を吸いながら目を閉じ、ゆっくりと長い息を吐いた。
「……ああ、もちろん!」
風丸の一番好きな笑顔で頷いた円堂が、風丸の手をぎゅ、と力強く握り返す。
同時に滑走が始まった。
身体にぐっと重力が掛かり、機体がふわりと浮き上がる。…そんな感覚が伝わる中、少しずつ温度を取り戻てゆく指先は、二人の間で組むようにしっかりと繋がれていた。
* * * * *
飛行機の肘掛けって上がるから、下に空間あるじゃないですか
あそこでこっそり恋人つなぎv というお隣満喫いちゃいちゃ円風でした。
(ビデオ見返したらあんまり空間あるようには見えなかったけど…まあいいや!)
飛行機しばらく乗ってないので、離陸が嘘っぱちだったらごめんなさーい。
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